Nanchan's Custom Gun

●COLT M1861NAVY●

M1861navy M1861navy M1861navy M1861navy

コルトリボルバーの中で最も美しくエレガントなデザイン。バランスの良いグリップサイズは後々ピースメーカーに受け継がれることになります。

36口径 ラウンドバレル 7 1/2inch 7条左ライフリング 6連発 51NAVY同様ラウンドシリンダーに「カンペチ」のカービングが入れてあります。(但し、最初の100丁はフルートの入ったシリンダーだったそうです。)

51NAVYとの差は、ローディングレバーがクリーピングタイプになり、ラウンド化され角を取り除いた流線型のバレル。と思われがちですが、一番の違いは材質、当時コルト社が発表した「シルバースチール」 このスチールは以前の物より熱処理での効果が高く、それにより非常に強度の高い銃を完成することが出来ました。(19世紀半ば当時レベルでのことですが・・・)

その他、全体のバランスが良くグリップサイズが非常に好まれ、ネービーという名前とはあまり関係なく民間用として広く愛用されてたそうです。
製造数38,843丁(1861〜1873年)

61NAVYのブルーイング
このモデルのブルーイングにはちょっと手間取ってしまう部分がありました。
ローディングロッドが入り込んでいる部分から側面平面部へつながっていく曲面、いわゆる側面の凹んでる部分の処理です。
良く見ないと解り辛いのですが、意外と複雑な形状をしています。
作業は、凹んだ部分だけで四つの面に分けて行うことにしました。ただ、そうするとどうしても面ごとにエッジが出来てしまいます。ですので、最終的にエッジを無くすように各面を繋げて面を仕上げました。ちょっと回りくどく時間の掛かる方法でしたが、納得のいく仕上がりになってくれていると思います。

このモデルは4スクリュータイプでしたのでフレームのリコイルシールドにストックのはまる切り掛けがあります。ここのエッジは絶対にタレさせたくはありません。慎重な作業になります。

このタイプのモデルガンのフォルムは、約三分の一が金属パーツで構成されていると言っていいと思います。それだけ目立つ部品ですので、絶対に手を抜くべきではありません。
金属パーツは鋳造品ですので、素の状態ではあまり目立たないのですが、けっこうエッジが甘く、面が波打っていたり「ス」が入っていたりと作業を進めると沢山の粗が目立ってきます。
それを全て取り除き、綺麗に仕上げる作業は結構面倒な作業です。ですが、美しく仕上がったときは、そのつらい作業が全て報われる程の輝きを放ってくれます。

写真の木製グリップは400番〜2000番のペーパーを使って磨きながらのオイル仕上げにしました。
ノーマルでは少し粗い仕上げなのですが、綺麗に磨いたオイル仕上げにしてやると、また違った高級感を演出することが出来ます。 <<BACK>>