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ブルーイングの色合いや質感を写真と言葉で100%お伝えすることは、たぶん不可能なのかもしれません。 実際、現物を直に見ても、「昼か夜か」とか「照明の具合」。「壁の色」はたまた「着てる服の色」にも影響され、その時々で様々な表情に変化してしまいます。 こちらで紹介させて頂いてる写真は、間接的に自然光の入る部屋で、「天井の昼光色の蛍光灯」「壁に設置してある白熱灯とハロゲンランプ」を照明として使用し撮影した物です。 | |||||
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量産モデルガンでは唯一のHW樹脂製ブラックパウダーモデル。他社製SAAモデルガンには無い雰囲気があります。 実を言うと私、ハドソンSAAが一番大好きなんです。ブルーイングすると他社製品には無い雰囲気に「化けて」くれます。 ハドソンSAAは精度が低いという印象を持たれている方が多いと思います。ですが、きちんと手を加えてやると、いかにもブラックパウダーモデルという雰囲気はそのままに「カチッ」とした印象に生まれ変わってくれるんです。 ハドソンのHW樹脂は本当に綺麗な質感に染まってくれます。今回の商品も、その美しさをより際立たせるよう仕上げました。 木製グリップは磨き上げ、やや深い色に着色後、アマニ油でオイル仕上げにしました。 | |||||
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リコイルシールドに、天井の蛍光灯が写り込んでしまってます。 照明の当て方をもっと勉強しなければならないようです。 | |||||
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ここまで見て頂いて、ブルーイングされた表面の色合いが、写真ごとに少しずつ違った色合いに写っているのが判って頂けると思います。 照明の色や角度などで、さまざまな表情に変化してくれるのがブルーイングの魅力のひとつだと思います。 トリガーガード、バックストラップ類、その他エジェクターチューブなどの金属パーツ類もHW樹脂のブルーイングと違和感の無い色合いに染まっていると思います。 | |||||
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バレル側面にも絶妙な深さと書体で刻印が入れてあります。こんな細かい所の出来具合も、このモデルのデザイナーのセンスが生きているのかもしれません。(勝手な想像です。) | |||||
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バレル上面のアドレス刻印は削り取り、パテント刻印にして打ち直しました。 | |||||
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フレームは、2種類のブルー液を使用してケースハードン。 この作業では、多少の偶然性で模様の形が少しずつ変わってしまい、毎回まったく同じ形にや色合いにはなってくれません。 今回のこの商品は、私自身が好んでいる多少控えめな色合いと「滲む様な」「流れる様な」模様に仕上がってくれました。 | |||||
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こちらは反対側、こちらもいい感じに仕上がってます。 フレーム形状は数箇所気になる所がありますので、形状を修正して仕上げました。 |
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